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もし、小田原地震が起こったなら。

 もしも、関東大震災と同じ相模湾(主震源が小田原の北約10キロ)周辺で大地震が起こったら。

 これと同じような地震が起こったとしたら、貴方ならどう対処しますか?

 これは決して、妄想でも何でもなく、昨年の8月に出版された『2011~2015 大地震が再び日本を襲う(進村耕喜)』や、12月に発売開始となったCD『地震予知とビジネスリーダーができること』のなかで、私だけが言っているのではなく、その後に、2012年01月18日(水)発売の週刊現代では、東海大学海洋研究所地震予知研究センター長の長尾年恭教授がこう言っている。「首都圏直下型M8、東海地震M9はまもなく来るものと覚悟してください」と。

 それだけならまだしも、ついには、あの観測情報を出さない(いままでは隠蔽体質だった)東京大学地震研究所までが、2012年1月23日(月)の読売新聞(朝刊)で、「M7級首都直下地震、4年内に70%」と言っているのだ。
 但し、この報道内容には、一部に間違いがや書き足らずがあるらしく、東京大学WEBに補足説明が追加されている。 

 この段階まできても、まだ首都圏直下型地震など戯言だと、大半の人が思っているのだろうか?? だとしたら、それこそ根拠のない、『自分だけは、大地震が起こっても、絶対に生き残れる』と、何ら変わらないのではないか。


 では、なぜ、そこまで言えるのかについて、記しておこう。

 これは、地震研究会・青松倶楽部の会員さんが、1月29日にメールで、見つけて知らせて頂いたものだ。動画『日本列島地下診断(地震) 1988・9・1』

 この石橋説を見て、さらには、2012年01月28日07:39に、 から、山梨県と神奈川県の県境付近で起こった群発地震、この現実を体験しても、まだ『来るハズなどない』と、どうして言えるのだろうか? 私には、それが不思議にみえてならない。
 
 とはいえ、関東大震災が起こった頃に比べれば、日本の建築技術も飛躍的に進歩している。一部の手抜き工事された建物を除けば、震度6弱から、運が良ければ6強にも耐えれるようになった。

 あとやることは、確りと、『家具を止める』や『緊急持ちだし袋を用意』などを、備えることだ。

 地震は昼間に起こるとは限らない、だから枕元には懐中電灯、そして散乱したガラスなどで足を怪我しないために靴を用意しておく。 更に、倒壊はしないまでも、家は傾くので、開かなくなったドアをこじ開けるためのバール(45センチから60センチ程度の)を用意しておくのも良いだろう。

 先ずは命が助かった。その後必要となる食料や衣類等々などは、備えが終わったあとの、それからの話。

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 2012.2.4.21時37分 -追記-

 1.まず、現在の建築技術は、運が良ければ震度6強に耐えれるについて補足します。
 
 たまにですが、地震のことについて知らないのか? または、知っていてか? 『震度7にも耐えれる』との、誇大広告を見かけます。

 そもそもが、気象庁震度7の意味からして、これは、あり得ないことです。
 何故なら、震度7には、揺れの強さに上限がありません。『壊滅的な揺れ』を意味しているからです。震度6までは、6弱、そして6強と段階があります。しかし、上限が設けられていない震度7(日本では最大を表示)に耐えれる。 これには、まったく、根拠がありません。

 2.このブログを書き終えた頃に、政府から、 >''首都直下地震の想定見直し、M8級も検討へ'' 内閣府は2012年度から、首都直下地震対策を見直し、関東大震災(1923年)のような相模トラフ沿いで起こるプレート境界型の巨大地震についても対策を検討する''< との、報道発表がありました。 ★本当に、なにを今頃になってと、そう言われても仕方がないほどの、対応の遅さです。







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