2012/08/16 04:57 に、南アルプスにて撮影。

下記へ、南西諸島を除く地域で起こった、マグニチュード5.0以上の、日本列島と、日本列島近海で起こっている地震の発生状況を記してみた。
> 2012年08月 01回
> 2012年07月 05回
> 2012年06月 06回
> 2012年05月 18回
> 2012年04月 10回
> 2012年03月 18回
> 2012年02月 10回
> 2012年01月 10回 > http://aomatsu.jp/original/Earthquake-2012.html
この発生状況を見ると、3.11以降、2012年の5月までは10回から18回以上も起こっていた大きな地震の数が、6月から、極端に減少しているのが分かる。振り分けの基準がどうであれ、減少傾向である、それは間違いない。
大震災前にも、大きな地震が少ない『地震の静穏化現象』が起こることが一般的に知られている。
★これは、たいへん要注視すべき、地震の前兆現象の一つである、と私は考えている。 2012/08/14 10:06 記
地震研究会・青松倶楽部 代表 進村耕喜
【追記】
今年の6月から7月に、3回、週刊女性の記者の質問に対して答えたことだが、東北北海道と千葉房総沖は、早ければ今年の10月までに。もしかしたら東海~南海トラフの地震も、早ければ年内に起こるかもしれないと答えたが、これ(地震数の減少傾向)も、その根拠の一つであったことを、付け加えておきたい。
2012/08/14 12:00 記
地震研究会・青松倶楽部 代表 進村耕喜
昨日、インドネシア、スマトラ島沖で、
M8.7と
M8.2の、大きな地震が起こった。
そこで、私が気になる、過去の出来事を記しておこうと思います。
これは、国土地理院が発表した、
東海地方の地殻変動.1994-1995年です。
内容は、1994年10月から1995年1月の3ヶ月間で、掛川で2センチ、御前崎で4センチ、地盤が沈降した。その後、1995年1月以降から4月5月の3ヶ月の間では、反転隆起が起こった。御前崎が5センチ隆起したとの観測情報です。
それから10年後のことでした。2004年9月5日の19時7分に、M7.1で震源の深さが38kmと、23時57分に、M7.4で震源の深さが44kmの、紀伊半島沖、東海道沖双子地震が発生したのです。10年とは、また、随分と長いな、と思われるかもしれませんが、長い地球の活動・歴史から考えれば、瞬きした程度の時間です。
次に、この年の、およそ3ヶ月半後の2004年12月26日には、あのスマトラ島沖地震 (2004年)、地震規模M9.1の巨大地震津波が発生し、20万人の犠牲者となったのです。
また、このスマトラ島沖地震M9.1の直後には、四国の南端でも、沖に約5センチ動くスロースリップが観測されました。
スマトラと東海地方、関係は分かりませんが、どうも、交互に地震活動が起こっている。このことが気になっております。
もっとも、地震規模がM8.0からM9.0前後の巨大地震ともなれば、その、地殻変動、影響は地球規模に及びます。
三重県で、
夫婦岩“全身”あらわに との報道がありましたが、これが、後になってから、そういえばあの時は、隆起が観測されていましたよ? そう、ならないことを願います。
2012/04/12 12時13分 記
進村耕喜